📰 今週の日本株マーケット総括
今週の日経平均株価は、週明けに下落してスタートしました。
米国の金融政策への思惑や外部要因の不透明感から、投資家心理がやや弱気となり、
序盤は売りが優勢となりました。
しかし、週の中盤にかけては買い戻しが進行。
特に木曜日には大きく反発し、相場全体が力強さを取り戻す展開に。
海外株高を背景としたセンチメントの改善や、12月入りによる需給改善期待も
追い風となった印象です。
週末の金曜日には、前日の大幅上昇を受けた 利益確定売りの調整 が入り、
上値が重くなる場面も見られましたが、
週間では小幅ながらプラスで終了しました。
全体として、
「下落で始まり、反発し、調整して終わる」メリハリのある一週間
となりました。
12月相場に入り、いわゆる “年末ラリー”への期待感 も高まってきており、
ここからの動きに注目していきたい局面です。
🔎 セクター別の動き
| セクター | 今週の印象 | コメント |
|---|---|---|
| 半導体・AI関連 | 📈 堅調 | 目立った動きはなく落ち着いた推移 |
| 銀行・商社 | 📈 上昇 | 割安感や金利・為替の追い風 |
| 電力・インフラ | ➖ 安定 | 守りとして根強い需要 |
| ディフェンシブ(食品・医薬) | ➖ まちまち | 守りとして根強い需要 |
💹 持ち株の状況(今週)
今週は全体的に評価額が上向き、
含み益がやや増加した一週間となりました。
特に、高配当・安定銘柄の強さが安心感につながりました。
大きな値動きではありませんでしたが、落ち着いて見守れる展開でした。
📌 主力銘柄の動き
ENEOS:配当期待の買いが継続し、底堅い推移
三菱HCキャピタル:利回りと安定性で注目、概ね堅調
三井住友FG:金利・為替の動きで注目、比較的安定
日本郵船:今週は値を落とし、週全体では調整 — 海運業の回復期待はあるが、株価は弱含み
三菱重工:防衛関連などのテーマで安定感キープ
JT:たばこ・医薬関連で安定銘柄。ただし、短期的な上昇は限定的で、変動に注意
アステラス製薬:医薬・ディフェンシブ銘柄として安定。ただし、目立った上昇は今週は見られず
💰 配当金の入金について
今月から、保有している銘柄の配当金の入金が始まりました。
大きな金額ではありませんが、毎月のキャッシュフローが積み上がっていく感覚は非常に励みになります。
特に、NTT・三井住友FG・三菱HCキャピタル などの
高配当銘柄の恩恵を実感した週でした。
株価の値動きだけでなく、
「配当という実際の収益」 を受け取ることで、
長期投資の魅力を再確認できました。
今後も焦らず、
安定して配当を受け取れるポートフォリオ作りを続けていきたいと思います。
💹 今週の売買報告
今週は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)を新規で購入しました。
今回は長期保有ではなく、12月限定の短期トレード目的でのエントリーです。
📌 購入の背景・理由
- 日銀の金利引き上げ期待が強まっている
金融政策の転換が意識され始め、銀行株に資金が入りやすいと判断。 - 金利上昇局面は銀行株に追い風
収益改善期待が短期材料になりやすい。 - 12月は需給・イベントが多く株価が動きやすい時期
リバランスや海外勢の買い戻しが入りやすく、短期で値幅を狙いやすい局面と考えたため。 - 押し目と判断してエントリー
今回の三菱UFJは、完全に短期トレード枠。
どんな値動きになっても、年内=12月中に売却する方針です。
長期保有に切り替えるつもりはなく、短期の値幅取りが目的。
🔭 来週に向けて
- 来週からの 12月相場と年末ラリーへの期待
- 投信リバランスや海外勢の買い戻しにも注目
- 為替(円高・円安)の動きが大きく影響しそう
短期的には調整の可能性もありますが、
押し目を丁寧に拾う戦略で臨む予定です。
🧠 今週のまとめ
大きな波はありませんでしたが、安定感のある一週間。
12月入りのタイミングで、ここからの上昇に期待しながら、落ち着いて相場を見守りたいと思います。

コメント